ウォッチタワー

メタル上級者向け 変拍子だらけのド変態メタルバンド
ウォッチタワー
アメリカのプログレメタル。攻撃的なサウンドでスピード感があり、ボーカルは金切り声、また時に訳の分からない変拍子、時にロン・ジャーゾンベクの気持ち悪い音階のギターソロが入って来る。上級者向け。

基本情報

名前 ウォッチタワー (Watchtower)
結成 1982年
出身 アメリカ合衆国 テキサス州 オースティン
ジャンル
  • プログレッシブ・メタル
メンバー関係者
(順不同)
  • Vo. アラン・テクチオ(Alan Tecchio)
  • Vo. ジェイソン・マクマスター(Jason McMaster)
  • Gt. ロン・ジャーゾンベク(Ron Jarzombek)
  • Gt. ビリー・ホワイト(Billy White)
  • Ba. ダグ・ケイザー(Doug Keyser)
  • Dr. リック・コラルーカ(Rick Colaluca)

ウォッチタワーの特徴・エピソードなど

アメリカ合衆国のプログレッシブメタルバンド。プログレメタル+テキサス州オースティンという情報だけでピンと来る人も居るはず(笑)。

変拍子を多用する構築系音楽「プログレッシブメタル」の先駆者的なバンドで、同国の有名バンドであるドリームシアターなど後発プログレメタルバンドに影響を与えた。

ロン・ジャーゾンベク(Ron Jarzombek)先生が曲作りの中心にいることからも察しが付くかもしれませんが、要は変拍子だらけのド変態メタルバンドです。ドリームシアターなんかは変拍子を効果的に使った比較的聴きやすい部類のプログレメタルですが、ウォッチタワーは度を越した変拍子だらけの楽曲を作っているイメージです。

攻撃的なサウンドでスピード感があり、ボーカルは金切り声、また時に訳の分からない変拍子、時にロン・ジャーゾンベクの気持ち悪い音階のギターソロが入ってくるため、メタル初心者はもちろん、メタル中級者でもなかなか聴くのが耐え難いかもしれない。

初期作品ほど尖ってる

YouTubeにも1980年代のアルバムがアップされているが、上記のようなビギナーを寄せ付けないサウンドに加えて音質も悪いため、一部のマニアにしか受けが良くない。ボビー・ジャーゾンベク(Bobby Jarzombek)先生は褒めてたな・・・。

ということで私も取り上げていなかったんですが、2016年に発表されたミニアルバム「CONCEPTS OF MATH: BOOK ONE」の出来が結構良かったので、是非ビギナー向けにも紹介したいと思いました。

ウォッチタワーの音楽・ライブ映像(有名な曲、おすすめ曲)

2016年に発表されたミニアルバム「CONCEPTS OF MATH: BOOK ONE」。

  • 初期の頃のアルバムに比べて大分聴きやすくなってます。音質も良く、変拍子もある程度許容して聴ける。
  • これ聴いたことがあるギターフレーズが随所に入ってますが、リメイク(リマスター)版か何かなんですかね? あんまり詳しくなくてスイマセン。

2010年のライブ風景。曲は1st.アルバム「Energetic Disassembly」に収録されている「Asylum」という曲。

  • いかにも怪しい独特な光景に、思わずニヤけてしまう(笑)。
  • 何というか、アングロサクソン(白人)の一種の凶暴性みたいなものを感じて、畏怖の念すら抱く。こういう感覚は、有色人種が抱く感情として正しいのか分かりませんが。
  • ロン様、カッコイイー!
HR/HM