名前 | ガンマ・レイ (Gamma Ray) |
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結成 | 1990年 |
出身 | ドイツ ハンブルク州 |
ジャンル |
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メンバー関係者 (順不同) |
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画像引用元 |
ジャーマンメタル・バンドとして世界的ヒットを達成し、まさにこれからという時期のハロウィン(Helloween)を脱退した、カイ・ハンセン(Kai Hansen)により結成。ハロウィンの中心人物であっただけに、彼の脱退は世界に衝撃を与えた(かもしれない)。
ハロウィンを脱退したとはいえ、結局のところガンマ・レイでもやってることは同じジャーマンメタルである。現ハロウィンのリーダーであるGt.マイケル・ヴァイカート(Michael Weikath)が美しいメロディーの楽曲を多く提供しているのに比べ、カイ・ハンセンは正統派の鋼音質なメタルを軸とした、クサさ、スピートが際立つ楽曲が多いように感じる。
結成初期の頃はボーカルをラルフ・シーパース(Ralf Scheepers)が担当し、カイ・ハンセンはギター専任であった。ラルフ・シーパースもマイケル・キスク(Michael Kiske)に引けを取らない実力派ボーカリストであり、彼の歌声の方が好きだというリスナーも多いことかと思う。少しねっとりとした声質であり、高音域の抜けとシャウトには中毒性を感じる。
ラルフ・シーパースが諸事情により脱退した後は、カイ・ハンセンがボーカルとギターを兼任する現在のスタイルに移行。初期のハロウィンでもカイ・ハンセンがボーカルとギターを兼任していたが、かなりクセの強い魔女声(高音で線が細い、しわがれ声)でリスナーを選んだが、ガンマ・レイを通じてかなりボーカリストとしての技量が上がったように思う。
ガンマ・レイの曲中で時おり発せられる「アーライ!(おそらくAll Right)」という掛け声は一部リスナーの間で話題となり、敬意の念を込めて「アーライ神」などど崇められている。
1990年に発表された1st.アルバム「Heading for Tomorrow」に収録されている「Lust for Life」という曲。
1990年に発表された1st.アルバム「Heading for Tomorrow」に収録されている「Heaven Can Wait」という曲。シングル盤としても発表されている。