HR/HM
聴き易いハードロック/ヘヴィメタルを中心に紹介しています。総勢130人を超える超巨大プロジェクトもあり。個人的にはメロディックな曲が好みです。
アングラの香り漂う後発系バンド。もちろん演奏技術も高く聴き応えがある仕上がりになっています。この手の音楽が好きな人は是非どうぞ。アングラのパクリと呼ばれなくなってからがスタートです。
アルマー
意外と高かったプロデュース能力 のどの調子はどうですか?
元アングラのボーカルであるエドゥ・ファラスキを中心に結成される。エドゥ・ファラスキは、最近になって再評価し始めている人物。のどの調子はさておき、プロデュース能力は結構高いんですよね。
ブラジル至宝のヘヴィメタルバンド。アンドレ・マトスによって、ヘヴィメタルとクラシックの融合に成功する。アンドレ・マトスの脱退により瀕死状態に陥るが、2001年にアルバム「Rebirth」を発表させ、見事復活を果たす。そして最近また瀕死状態に陥る。
叙情的なメロディーに女性がデスボイスで歌うという、珍しいラインナップである。楽曲が非常にメロディアスであり、ゴリゴリのデスメタルというわけではない。デスメタル・デスボイスが苦手という人にもオススメ。
アストラ
実力派でありクオリティが高い 北斗の拳好き
イタリアのプログレッシブ・メタルバンド「ディージーエム(DGM)」のメンバーらにより結成。知名度はかなり低いが、非常にクオリティの高い楽曲を提供してくれている。ハードロックあり、プログレありと、個人的にツボです。北斗の拳好き。
エドガイのフロントマンであるトビアス・サメットによる巨大プロジェクト。メタル・オペラとも称されるそのプロジェクトは、トビアスの広い交友関係を活かした超大物ゲスト達との共演が目玉の一つとなっている。若きプロデューサー「トビアス」の才能溢れる作品である。
かなりクサイので視聴には注意が必要。「クサメタル」って何よ?って聞かれたら、「ダーク・ムーアみたいなやつだよ」と答えておけば、理解を得られることだろう。「クサイ!クサイ!」とさんざん言われながら、実は意外とカッコ良かったりもするのである。
なんじゃこのジャケットは(笑)。ブラジルのメタルバンドってことは見て分かるけどさ。なかなか濃いキャラクター性のあるバンドで、楽曲も意外と良いのである。
オーストリアのシンフォニックメタルバンド。かつては日本での人気も一定数あり、サビーネの美声・美貌に心奪われたリスナー達から「サビーネたん」なんて呼ばれていたような気がする。
エドガイ
ドイツの至宝 メンバー入替の激しい業界において、非常に仲良し
主要メンバーの3人が同じ学校(当時14歳)であり、他のメンバーとも15年以上一緒に続けているという、この業界では非常に仲良しなバンド。初期の頃はスピード感のある曲が多かったが、徐々にハードロック色の強いバンドへ偏向。地元ドイツでバカ売れである。江戸男。
元ハロウィンのカイ・ハンセンが、ハロウィンを脱退後に結成。当初はギター専任であったが、途中からボーカルとギターを兼任するようになる。それにより歌が上達し、格段に聴き易くなった。正統派の鋼音質を軸に、クサさ、スピート、メロディーを兼ね備えた楽曲を提供している。
アーライ神であるカイ・ハンセンらにより結成。ジャーマンメタルという新ジャンルを確立するとともに、後のメロディック・スピートメタルに絶大なる影響を与えた。ボーカルにより大きく3つの世代にハッキリと分けることができ、それぞれの世代で特徴ある音を楽しむことができる。
元ハロウィンのローランド・グラポウと同ウリ・カッシュが中心となって結成。ボーカルにヨルン・ランデを迎えた強力な布陣で、良質なジャーマンメタルの楽曲をリスナーに提供している。結成当時、「これはアツイ!」と注目した記憶がある。
超絶技巧派集団。その技術力に関わらず、楽曲はポップなハードロック・ナンバーが多い。日本武道館を埋めることのできる数少ない海外アーティストであり、日本での人気の高さが窺える。2009年にオリジナルメンバーで再結成をし、話題を呼んだ。
ゴシックメタル、シンフォニックメタルの発展に貢献し、ナイトウィッシュというバンドの音楽性を完全に確立する。バンドの顔であったターヤ・トゥルネンが脱退し、久しく聴いていなかったが、相変わらずのナイトウィッシュ節が聴ける。地元フィンランドはもちろん、日本での知名度も高い。
元ハロウィンのマイケル・キスクと、ピンク・クリーム69のデニス・ワードらがタッグを組んだプロジェクト。ハードロック指向が強く、マイケル・キスクの良さが非常に良く引き出されている。かなりの良作。ハードロック、ヘヴィメタルに馴染みのないリスナーにも胸を張ってオススメできる。
デンマーク出身のパワーメタルバンド。初期の頃はジャーマンメタル臭のする曲調であったが、徐々にアメリカン・ハードロックに寄り道を始める。そして数年後、再びヘヴィメタル路線へ舞い戻ることとなる。初期の頃のステージ衣装に衝撃を受け、紹介せずにはいられない衝動に駆られる。
1975年から続いている大御所バンド。ツインリード・ギターにハイトーン・ボイスという今日のメロディック・スピードメタルのパイオニア的存在。1977年に発表の代表曲「Warrior」は、あの時代にしてあの完成度!この曲にどれだけのバンドが影響されてきたかが窺われる。
ラッシュ
プログレッシブ・ロックのパイオニア 個々の演奏能力激高 魔女声
ハードロック界の大御所であり、またプログレッシブ・ロックのパイオニアとして、ドリーム・シアターをはじめ数々のバンドに多大な影響を与えてきた。ライブでの完全再現を信条とし、個々の演奏能力が非常に高い。
フィンランドに突如、彗星のごとく現れたバンド。1st.アルバム「Ecliptica」は地元フィンランドをはじめ、世界中で好セールスを記録する。もちろん日本にもその波は押し寄せ、多くのソナタファンを生むこととなる。ジャケットにはオオカミがよく出没するようだ。
ウォッチタワーの変態ギタリストであるロン・ジャーゾンベクが中心になり結成されたプログレッシブ・メタルバンド。ドラムにはロンの兄であり、これまた変態として名高いボビー・ジャーゾンベクを据えている。周知の人には聴く前からその内容が予想できることであろう。
「カイ・ハンセンとマイケル・キスク」この二人がもう一度共演することを待ち望んでいたリスナーは数多く居ることだろう。二人が共演すると聞いただけでメシが食える。ピンク・クリーム69のデニス・ワードが中心メンバーに居ることから、中身は良質なハードロックとなっている。
ヴァイパー
若き日のアンドレ・マトスが在籍 グリコ
ブラジルのヘヴィメタルバンド。若き日のアンドレ・マトスが在籍していたことで有名。最近また戻って来たようだ。初期のアルバム「Theatre Of Fate」は粗削りながら、アンドレ・マトスの才能の片鱗を垣間見ることができる。
アメリカのプログレメタル。攻撃的なサウンドでスピード感があり、ボーカルは金切り声、また時に訳の分からない変拍子、時にロン・ジャーゾンベクの気持ち悪い音階のギターソロが入って来る。上級者向け。
ウィゲリウス
メロハーの魂は不滅 80'sにタイムスリップ スウェーデンの新星
スウェーデンのハードロックバンド。まるで1980年代にタイムスリップしたかのようなコテコテのハードロックを歌う若手バンドである。てか、この手の音楽を2000年代に行う漢気が素晴らしい。若手にも関わらずアレンジ力が高く、曲作りがしっかりしている。
ジスタス
リアル・メタル・オペラ 壮大でドラマティック 驚異の人件費
オランダ出身のシンフォニックメタルバンド。アメリカの建国記念日を祝うコンサートのために結成されたプロジェクト「エクイリブリオ(Equilibrio)」は、総勢130人を超える超巨大プロジェクトである。その壮大かつドラマティックかつ驚異の人件費に驚かされることであろう。