アルマー

意外と高かったプロデュース能力 のどの調子はどうですか?
アルマー
元アングラのボーカルであるエドゥ・ファラスキを中心に結成される。エドゥ・ファラスキは、最近になって再評価し始めている人物。のどの調子はさておき、プロデュース能力は結構高いんですよね。

基本情報

名前 アルマー (Almah)
結成 2006年
出身 ブラジル サンパウロ州 サンパウロ市
ジャンル
  • パワーメタル
メンバー関係者
(順不同)
  • Vo. エドゥ・ファラスキ(Edu Falaschi)
  • Gt. マルセロ・バルボーザ(Marcelo Barbosa)
  • Gt. エンプ・ヴオリネン(Emppu Vuorinen)
  • Gt. パウロ・シレーベル(Paulo Schroeber)
  • Ba. ラファエル・ダフラス(Raphael Dafras)
  • Ba. ラウリ・ポラー(Lauri Porra)
  • Ba. フェリペ・アンドレオーリ(Felipe Andreoli)
  • Dr. マルセロ・モレイラ(Marcelo Moreira)
  • Dr. ケイシー・グリロ(Casey Grillo)

アルマーの特徴・エピソードなど

アングラ(Angra)のボーカルであるエドゥ・ファラスキ(Edu Falaschi)を中心に結成される。エドゥ・ファラスキはアングラ時代でも積極的に楽曲参加するなど、作曲能力には定評があり、アングラの活動と並行してアルマー(Almah)の活動を開始する。

アルマーの活動が軌道に乗ったのか、もうアングラの楽曲はキーが高すぎて歌いたくないのか真相は分からないが、「アルマーの活動に専念したい」等の理由で、お世話になったアングラを脱退することとなる。自分の知名度を飛躍的に上げてくれたアングラには感謝であろう。

アルマーの1stアルバム「アルマー(Almah)」が個人的にイマイチな出来であったことと、ボーカリストとしてどうなん?という疑問もあって、完全にノーマークでしたが、その後のアルバムは結構出来の良いものを輩出していることが判明する。

というか、年を経るごとに作曲・プロデュース力が進化している。(素晴らしい才能)

エドゥ・ファラスキの声について

エドゥ・ファラスキのボーカリストとしての評価は、あまり良い印象がありません。アングラに出たての頃は「キャリーオンのような超高音の歌を、伸びやかに歌い上げる」高い実力を見せつけてくれましたが、その後がクソでした(笑)。私は過去2度、アングラの公演を見に足を運んでいるのですが、その2回とも高音の出ないポンコツボーカルを披露しており、「ああ、今回もエドゥはダメやったね」とガッカリさせられてばかりでした。

エドゥ・ファラスキいわく、

「高音が出ない病気になってしまったんだ」

「なんじゃそら(笑)」

作曲・プロデュース力に定評あり!

そんなこともあり、長いこと完全にノーマークでしたが、エイジ・オブ・アルテミス(Age of Artemis)というバンドのプロデュースが好評だったことや、ギタリストのパウロ・シレーベル(Paulo Schroeber)がプレイする「Magic Flame」という楽曲が非常に好感触だったことから、最近になってエドゥ・ファラスキの実力を再評価し始めています。

アルマーの音楽・ライブ映像(有名な曲、おすすめ曲)

2008年に発表された2nd.アルバム「Fragile Equality」に収録されている「Magic Flame」という曲。

  • この楽曲を演奏するギタリストのパウロ・シレーベル(Paulo Schroeber)に惚れました。
  • イントロのメロディーが非常に良い。サビはドラムが6連符のバスドラムを刻んでおり、個人的にはちょっとうるさいかなという印象ですが、楽曲全体を通して高品質な仕上がりです。

2016年に発表されたアルバム「E.V.O」に収録されている「Speranza」という曲。

  • いやぁ来たね。素晴らしい高揚感に浸れる至高の一曲です。
  • こういう名曲に出逢えると、「あぁ、メタル聴いてて本当に良かった」って思えます。
  • ギターパートがよく作り込まれており、その伸びやかなギターソロは、曲の終盤に最高潮を迎える。
  • エドゥ・ファラスキ、いい仕事してくれるわ。

2013年に発表された4th.アルバム「Unfold」に収録されている「Believer」という曲のプロモーション。

  • 一発で雰囲気を変えるサビの抜けが非常に良いですね。
  • 2:55辺りから始まるギターソロがかっこいい。難しいパートを軽々と弾くねぇ。
  • いやぁテクニカルだ。ブラジルのメタル演奏者どんだけ居んねん(笑)。
HR/HM