エドガイ

ドイツの至宝 メンバー入替の激しい業界において、非常に仲良し
エドガイ
主要メンバーの3人が同じ学校(当時14歳)であり、他のメンバーとも15年以上一緒に続けているという、この業界では非常に仲良しなバンド。初期の頃はスピード感のある曲が多かったが、徐々にハードロック色の強いバンドへ偏向。地元ドイツでバカ売れである。江戸男。

基本情報

名前 エドガイ (Edguy)
結成 1992年
出身 ドイツ ヘッセン州 フルダ
ジャンル
  • メロディック・スピードメタル
  • ジャーマンメタル
メンバー関係者
(順不同)
  • Vo. トビアス・サメット(Tobias Sammet)
  • Gt. イェンス・ルドヴィグ(Jens Ludwig)
  • Gt. ディルク・ザウアー(Dirk Sauer)
  • Ba. トビアス・エクセル(Tobias Exxel)
  • Dr. フェリックス・ボーンケ(Felix Bohnke)
  • Dr. ドミニク・シュトルヒ(Dominik Storch)
  • Dr. フランク・リンデンタール(Frank Lindenthall)

エドガイの特徴・エピソードなど

同じ学校に通っていたVo.トビアス・サメット(Tobias Sammet)、Gt.イェンス・ルドヴィグ(Jens Ludwig)、Gt.ディルク・ザウアー(Dirk Sauer)らによって1992年に結成される。結成当時の年齢は14歳であった。トビアス・サメットはボーカルとベースを兼任していたが、1998年のBa.トビアス・エクセル(Tobias Exxel)愛称「エッギ」の加入により、ボーカルに専念することになる。また同年、Dr.フェリックス・ボーンケ(Felix Bohnke)が加わり、現在のラインナップが完成する。そしてジャーマンメタルの次世代を担うバンドとして、地元ドイツはもちろんのこと、ヨーロッパ、日本、ブラジルをはじめ世界中のリスナーに絶大な人気を誇るまでに成長しました。

初期作品は若干クサめ

初期の作品はいかにもジャーマンメタル(メロディック・スピードメタル)を意識した、若干クサイ仕上がり曲が多い(これはこれで素晴らしい)。3rdアルバムの「Vain Glory Opera」はストラトヴァリウス (Stratovarius)のティモ・トルキ(Timo Tolkki)が楽曲参加していることもあって、なかなかクサイ仕上がりである。同アルバムに収録されている「Until We Rise Again」などは、サビで異臭を放つので換気が必要である。

徐々にハードロック色が強まる

5thアルバム「Mandrake」辺りからは、独特のクサみは解消され、初心者にも安心して聴かせることができるようになる。エドガイのアルバムの中で特に評価の高いのが6thアルバム「Hellfire Club」と7thアルバム「Rocket Ride」である。この辺りから徐々にハードロック色の強いバンドへと偏向していく。

私の思い出(来日ライブ)

私が行ったことのある公演は、2004年07月09日と2004年07月10日に渋谷クラブ・クワトロで行われた「Hellfire Club」のツアー公演と、2006年03月17日に恵比寿リキッド・ルームで行われた「Rocket Ride」のツアー公演です。「Hellfire Club」の公演は2日連続で同じ公演を見るほどだったので、当時かなりエドガイにハマっていたことが分かります。実はこの時、Dr.フェリックス・ボーンケに渋谷のタワレコで遭遇しました!もちろん声を掛けさせて頂き、写メを撮ってもらい、同じドラマーとしてドラミングについて少し会話をしました。残念ながらサインをもらえるような準備をしていなかったので、サインは頂けませんでしたが、とても思い出に残るひと時でした。

フロントマンのトビアス・サメットはエドガイに並行してアヴァンタジア(Avantasia)という、ハードロック、ヘヴィメタル界の大物アーティストを多数招いた巨大プロジェクトも進めています。とても素晴らしい作品の多いプロジェクトなので、エドガイファンはもちろんのこと、ヘヴィメタルファンならこちらもオススメします。

個人的に好きな曲 BEST5

順位 曲名 収録アルバム
1位 Love Tyger Space Police
2位 Sacrifice Rocket Ride
3位 Save Me Rocket Ride
4位 Fallen Angels Mandrake
5位 Until We Rise Again Vain Glory Opera

1位のLove Tygerは、ハードロック路線に変更してからエドガイがやりたかった音楽が表現されてる良作だと思います。初期の頃から聴いているリスナーで、メロスピ路線を進んでいって欲しかった人からすると、これが1位に来るのは納得いかないかもしれませんが、私は好きです。

2位のSacrificeは、ピアノメロディが印象的なヘヴィで深みのある曲です。どっしりとしたミドルテンポで、聴けば聴くほど味わいが増すスルメ曲です。私もバンドでコピーした経験がありますが、中盤の刻むようなギターリフに重たいリズムがクセになります。

3位のSave Meは、シンプルなバラード。(下にYouTube埋め込みあり)

4位のFallen Angelsは、思い出補正ありのメロスピ良作。(下にYouTube埋め込みあり)

5位のUntil We Rise Againは、臭いけどクセになるメロスピ(クサメタル)良作。1曲目のOvertureとセットで聴くとクサみが増してGood!(薬味感覚)

エドガイの音楽・ライブ映像(有名な曲、おすすめ曲)

2001-2002年に行われたマンドレーク・ツアーでのライブ音源をマスタリングしてアルバム化した「Burning Down the Opera」に収録されている「Fallen Angels」という曲。

  • 個人的な話をしてしまいますが、エドガイにはじめて出会った曲であるとともに、ヘヴィメタルの世界へ引き込まれるきっかけになった曲。この出会いによって、つまらない日常がガラリと一変した記憶があります。
  • 3:42辺りのトビアス・サメット(Tobias Sammet)のシャウトが心地良すぎます。
  • エドガイのメンバーはこの時まだ21歳かそこらだったというから、末恐ろしい。
  • ライブ音源版ですが、音質が良くかなりオススメです。(※このバージョンが好き)
  • 学生の頃は、Fallen Angelsを叩いてツーバス練習をよく行っていました。(遠い記憶)

個人的に一番評価の高いアルバム「Rocket Ride」に収録されている「Save Me」という曲。そして全く売る気の無いジャケット。なぜこのデザインにしたのだろうか。

  • トビアス・サメットはこういったバラードを作曲する能力が本当に素晴らしい。シンプル イズ ベスト

エドガイのアルバムの中で特に一般評価の高いアルバム「Hellfire Club」に収録されている「Rise of the Morning Glory」という曲。

  • ジャーマンメタルの王道といえるべき疾走感と、サビの高揚感ある明るいメロディーが特徴。
  • 3:18辺りから始まるツインリード・ギターのユニゾンも、この手の音楽が好きなリスナーを裏切らせない気持ち良さである。メロスピ好きは悶絶の逸品であろう。

私の持っているライブDVD、教則DVDなど

私が持っているライブDVDは、「Fucking With Fire」です。

Fucking With Fire

このDVDは2006年にブラジルのサンパウロで行われたライブ映像が収録されています。私も東京に見に行った「Rocket Ride」のツアー公演に内容が近い。

豪華3枚組(DVD1,CD2)で、DVDにはSacrifice、Babylone、Vain Glory Opera、Superheroes、Save me、Tears Of A Mandrake、Mysteria、(Avantasia)など、エドガイを代表する曲が数多く映像収録されています。

HR/HM