ロン・ジャーゾンベク

変態プログレ好き クソ上手すぎて参考にならない人
ロン・ジャーゾンベク
プログレッシブ・テクニカル系ギタリストで、80~90年代のプログレメタルの発展に大いに貢献。「テクニカルメタルのゴッドファーザー」と言われているらしい。とにかく出す音がキレイでノイズが出ない。スウィープ奏法からタッピング奏法まで何でも来いの変態超人。

基本情報

名前 ロン・ジャーゾンベク (Ron Jarzombek)
生年月日 非公表
出身 アメリカ合衆国 テキサス州 サンアントニオ
バンド(ゲスト参加含む)
使用機材 ギターモデル
  • 自作

ロン・ジャーゾンベクの特徴・エピソードなど

1982年に登場したプログレッシブ・メタルバンド「ウォッチタワー(Watchtower)」にギタリストとして加入。ウォッチタワーは、同プログレッシブ・メタルバンドとして有名であるドリーム・シアター(Dream Theater )をはじめとする多くの変態系バンドに影響を与えてきた。

ウォッチタワーの初期のアルバムや、ロンの加入後に出たアルバムを聴いたことがありますが、かなりクセが強くマイナー路線を突っ走っているなぁと感じました。自分もヘヴィメタルをある程度聴きこんでいる身でしたが、このアルバムは誰が買うんだろう(笑)っと思ってしまったほどです。ボビー・ジャーゾンベク(Bobby Jarzombek)の弟であり、またボビー先生もウォッチタワーをリスペクトしているという理由から聴いてみたのですが、自分にはまだ聴くのが早かったようです。

ロンのギタリストとしての技術は相当で、「テクニカルメタルのゴッドファーザー」と言われているらしいです。とにかく音のツブが綺麗でノイズが発生しない。さらにその高いクオリティを保ったまま、難解でド変態的な拍子の曲を全くズレることなく弾きこなすのだから驚嘆する。使用するギターに至っては、自分で制作っているとのこと。

また、ロンの兄でドラマーあるボビー・ジャーゾンベクも同類のド変態であることが面白い。この兄弟はいったいどうなってるんだ(笑)。この兄弟がタッグを組んだプロジェクトがスパスティック・インク(Spastic Ink)であり、二人して期待を裏切らない変態っぷりを披露している。

ロン・ジャーゾンベクの音楽・ライブ映像(有名な曲、おすすめ曲)

ゴルディアン・ノット(Gordian Knot)というプロジェクトの「Rivers Dancing」という曲。

  • 疾走感のある幾何学的なイントロから始まり、幻想的なスローテンポへと曲調がめまぐるしく変化する。結構ベースが際立っていて、前に出てくるなぁっと思ったら、ベーシストであるショーン・マローン(Sean Malone)が中心となったプロジェクトとのこと。
  • ロンのギターは曲全体のバランスを考えて控えめな印象です。珍しくまともなギターソロを奏でてます(笑)。
  • 2:11~辺りのベースソロが非常に心地良い。

ソロアルバム「Solitarily Speaking Of Theoretical Confinement」の中の、8曲目「Dramatic Chromatic」から11曲目「About Face」まで。このアルバムは1:00~2:00前後の細かなソロトラックの集合体で出来ている(全部で45曲)。

  • 冒頭の心地いい変拍子がクセになります。が、これをフルアルバムを通して(およそ45分間)聴くのはかなりの苦行に思われる(笑)。でも、好きな人にはたまらないんだろう。

レコーディング風景や教則ビデオからのピックアップ。

  • 難解な変拍子をジャストなタイミングで引いています。この人の頭の中はいったいどうなってるんだろうか。
  • タイミングの正確さもさることながら、出す音がキレイでノイズが全然ないのが驚嘆する。ミュートやタッピング(両手の指でギターのフレットを直接叩いて音を出す奏法)もすごくキレイである。
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