細分化されすぎているといわれる現代の音楽ジャンル。いったい、音楽のジャンルにはどんなものがあるのだろうか?
独断と偏見も多少含めつつ、私なりに細分化してみたいと思う。
音楽を分類するといっても、切り口は様々である。切り口によっては何百種類にも分類できてしまうことだろう。そこで、まず大分類として、文化的なものと、演奏方法的なものに分けてみました。(大まかに)
クラシック音楽といえば、ヨーロッパ(西洋)で独自の発展を遂げた文化的音楽である。クラシック音楽に対する私のイメージは、「超絶変拍子、自由な表現、大勢、管楽器が主役」などといった所である。あまり良く知らないが、合わせるのが非常に難しいというイメージが強い。
クラシック音楽は堅苦しく思うかもしれないが、いわゆるJ-POPのように4/4拍子で規則正しく(堅苦しく)曲が進行していかないので、ある意味自由度は高い。(作曲者の思ったままを譜面に書き起こしている)
民謡・民族音楽といえば、沖縄民謡をはじめ、その地域ごとの特色が色濃く現れている文化的音楽である。クラシック音楽も民謡といえば民謡なのかも知れないが、あれだけ広範囲かつ大規模に1つのジャンルとして確立しているので、分類しておくべきであろう。民謡・民族音楽には、沖縄音階など独自の音階(スケール)も存在し、おもしろい。
「あ~これ沖縄っぽいメロディだよね」と思うのは沖縄音階のおかげ。(そう思うと音楽ってすごい)
アコースティックとは、主に電子音に頼らない、楽器本来の生音を重視する音楽である。電子音が発展していく過程で、後発的に分類する必要性が出てきたジャンルといえる。電子音が登場するまでは、全ての楽器は生音で演奏するのが当たり前だったからである。
ブルースは、アメリカに強制連行されてきた黒人奴隷達によって生み出された音楽といわれている。
ロックとは、エレキギターやキーボード、エレキベースなどの電子音をアンプに通して派手に演奏する音楽である。科学技術の発展に伴って楽器にも電子技術が取り入れられていった結果、生まれた近代音楽といえる。
最後の方は結構適当になってしまいましたが(笑)、他にもファンク、フュージョン、ポップス、グラインド・コア、ポストロック、インストゥルメンタル、ゲーム音楽など、細かく分類したら切りがないほど細分できてしまいますね。ヘヴィメタルだけを見ても、ジャーマンメタル、北欧メタル、デスメタル・・・と切りがない(笑)。