マイケル・キスク

甘いハイトーン・ボイス ヒーロー 顔が若干デカい
マイケル・キスク
元ハロウィンのボーカルとしての認知度が非常に高い。その認知度・存在感の高さゆえ、後任ボーカルを務めたアンディ・デリスは長い間マイケル・キスクの影に悩まされる。中音域は独特の深みがあり、高音域は広がるように突き抜ける声質である。顔が若干デカい。

基本情報

名前 マイケル・キスク (Michael Kiske)
生年月日 1968/01/24 (56 歳)
出身 ドイツ ハンブルク州
バンド(ゲスト参加含む)
画像引用元
マイケル・キスク

マイケル・キスクの特徴・エピソードなど

ハロウィン(Helloween)のボーカルとしての認知度が非常に高く、後任ボーカルを務めたアンディ・デリス(Andi Deris)が気の毒に思うくらいだ。マイケル・キスクと比較される苦悩の時期を経て、アンディ・デリスはハロウィンのボーカルとして確固たる地位を確立することになる。

個人的に知るようになった経緯は、エドガイ(Edguy)アヴァンタジア(Avantasia)→マイケル・キスクのルートである。ジャーマンメタルやその近辺のバンドを知っていく過程で、何度も「マイケル・キスク」「マイケル・キスク」とその名前が登場してくる。ヘヴィメタルバンドに引っ張りダコであり、その人気の高さが窺われる。

甘いハイトーン系ボイス

当然実力はあり、中音域は独特の深みがあり、高音域は広がるように突き抜ける声質である。マイケル・キスク特有の深みのある甘い声質は一度聴けば忘れられず、曲中ふいに登場するようものであれば「あまーーーーーい」と叫びたくなってしまう程だ。(アヴァンタジアとかのゲストね)

その圧倒的ヘヴィメタルの需要にも関わらず、当の本人はあまりヘヴィメタルの楽曲を歌いたがらない。エドガイのトビアス・サメット(Tobias Sammet)の熱烈なアプローチなどにより、ヘヴィメタルシーンに露出する機会は増えたが、やはりあまり積極的に活動しているとは言い難い。ピンク・クリーム69(Pink Cream 69)のベーシスト、デニス・ワード(Dennis Ward)とタッグを組んだプロジェクトプラス・ヴァンドーム(Place Vendome)を聴けば分かるが、個人的にはヘヴィメタルよりもハードロックのボーカルとしての方が、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれると感じている。プラス・ヴァンドーム(1st.アルバム)はかなりオススメです。

近年、元ハロウィンで現ガンマ・レイ(Gamma Ray)カイ・ハンセン(Kai Hansen)と十数年振りにタッグを組み、プロジェクトユニソニック(Unisonic)をスタートさせ話題を呼んだ。他のメンバーにはプラス・ヴァンドームのデニス・ワードも加わっていることもあり、品質に間違いのない素晴らしい仕上がりとなっている。

マイケル・キスクの音楽・ライブ映像(有名な曲、おすすめ曲)

プラス・ヴァンドーム(Place Vendome)の1st.アルバム「Place Vendome」に収録されている「I will be waiting」という曲。

  • 正統派アメリカン・ハードロックな仕上がりである。
  • 中音域の独特の深み、高音域の広がるように突き抜ける声質、といったマイケル・キスクの良さが現れている。まさに素材を活かした曲である。プロデューサーであるピンク・クリーム69(Pink Cream 69)のベーシスト、デニス・ワード(Dennis Ward)の敏腕っぷりが伝わってくる。

自身のソロ名義であるキスク(Kiske)のアルバム「Kiske」に収録されている「Hearts Are Free」という曲。

  • カントリーロック風のスローナンバーである。癒されます。
  • このアルバムは全体を通してロックでゆったりとした曲構成のアルバムになっています。ヘヴィメタルで「アーーーーー!」って叫んでる姿からは想像もできないが、本当はこういったゆったりした曲をやりたかったのだろうか。

1988年に発表された3nd.アルバム「Keeper Of The Seven Keys Part2」に収録されている「Eagle Fly Free」。1992年の貴重なライブ映像。

  • もはや説明は不要であろうハロウィン(Helloween)の超有名曲。
  • ドラマーはおそらくインゴ・シュヴィヒテンバーグ(Ingo Schwichtenberg)。彼はドラッグに冒され、この3年後の1995年に列車に飛び込み自殺してしまう。彼のハロウィンにおける貴重映像でもある。
  • 髪ありし頃、いや、若かりし頃のマイケル・キスクの姿がまぶしい。この頃からすでに、顔の大きさに定評があることが窺える。
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