カイ・ハンセン

アーライ神 フライングV 魔女声
カイ・ハンセン
ハロウィンやガンマ・レイを結成。その音楽性は「ジャーマンメタル」として世界中に認知されることとなる。しばしばボーカルとギターを兼任し、その歌声は時に魔女声と評される。ギターはフライングVを愛用し、彼のトレードマークにもなっている。

基本情報

名前 カイ・ハンセン (Kai Hansen)
生年月日 1963/01/17 (61 歳)
出身 ドイツ ハンブルク州
バンド(ゲスト参加含む)
使用機材 ギターモデル
  • ESP フライングV
画像引用元
カイ・ハンセン

カイ・ハンセンの特徴・エピソードなど

ハロウィン(Helloween)ガンマ・レイ(Gamma Ray)を結成。その音楽性は「ジャーマンメタル」として世界中に認知されることとなる。

初期のハロウィンでは、カイ・ハンセンがボーカルとギターを兼任し、彼の代名詞でもある魔女声(高音で線が細い、しわがれ声)に、粗削りで凶暴、籠ったサウンドが特徴となっている。ビギナーには敷居の高い(聴くに堪え難い)サウンドといえる。

ハロウィン脱退後はガンマ・レイを結成し、紆余曲折を経てそこでもボーカルとギターを兼任することになる。ガンマレイにてボーカル経験を積み、現在ではかなり聴き易い歌声にレベルアップしたと言える。

ハロウィン時代にマイケル・キスク(Michael Kiske)や他のメンバーとの確執が噂されたが、お互いのバンドにゲストボーカルとして参加したりしており、交流が続いている。2011年にはマイケル・キスクと十数年振りにタッグを組み、ユニソニック(Unisonic)を結成して話題を呼んだ。

ガンマ・レイの曲中で時おり発せられる「アーライ!(おそらくAll Right)」という掛け声は一部リスナーの間で話題となり、敬意の念を込めて「アーライ神」などど崇められている。

カイ・ハンセンの音楽・ライブ映像(有名な曲、おすすめ曲)

ハロウィン(Helloween)時代の1985年に発表された1st.アルバム「Walls of Jericho」に収録されている「Guardians」という曲。

  • カイ・ハンセンがボーカルとギターを兼任しているのだが、なかなかヒドい歌声である(笑)。
  • 曲構成自体は非常に素晴らしい。2nd.アルバム「Keeper Of The Seven Keys Part1」に収録されているハロウィンの代表曲「I'm Alive」に通じる曲である。
  • 現ハロウィンのベーシストであり、創始者の一人でもあるマーカス・グロスコフ(Markus Grosskopf)のカウンター・メロディ(主旋律とは独立したメロディ)が、この頃から既に垣間見れる。

ハロウィン時代の1st.アルバム「Walls of Jericho」(※1988年と2006年のリメイク盤)に収録されている「Judas」という曲。

  • カイ・ハンセンの滑舌が悪くて、サビで何て言っているのか聴き取れない(笑)。
    うへへのあへへ」って聴こえる。
  • 曲構成自体はかなり良い曲であるが、カイ・ハンセンの歌声が台無しにしている。いや、これはこれで良いのかも知れないが。
  • 3:32辺りから始まる「ジューダス! ジューダス!」という呪術的なコーラスがアツい。

2001年に発表されたガンマ・レイ(Gamma Ray)のアルバム「No World Order」に収録されている「Dethrone Tyranny」という曲。ライブ会場はベルリン(2011年)。

  • イントロがクサい。ジャーマンメタル独特のクサみがある。
  • 1:12辺りでは、みんなで「アーライ!」と叫ぼう。叫んだ人から順にお帰り下さい。
  • 上で紹介したクソみたいな歌声に比べ、この頃は大分カイ・ハンセンの歌声が向上していることが分かる。
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