ロニー・ジェイムス・ディオ
功績の割に知名度が低い 正統派 小さいおじさん
実力派ボーカリストとして、長年に渡ってヘヴィメタル界を牽引してきた超大御所。その割に知名度は極端に低い。ひょろひょろの体格ながらもパワーのある歌声を披露する。変なバンドやボーカルもいっぱい居るヘヴィメタル音楽界で、正統派というイメージがある。
基本情報
名前
ロニー・ジェイムス・ディオ (Ronnie James Dio)
生年月日
1942/07/10 - 2010/05/16 (67歳 没)
出身
アメリカ合衆国 ニューハンプシャー州 ポーツマス
バンド(ゲスト参加含む)
ディオ(Dio)
レインボー(Rainbow)
ブラック・サバス(Black Sabbath)
ヘヴン・アンド・ヘル(Heaven & Hell)
エルフ(Elf)
ヒア・アンド・エイド(Hear 'n Aid)
使用機材
画像引用元
ロニー・ジェイムス・ディオの特徴・エピソードなど
レインボー(Rainbow)やブラック・サバス(Black Sabbath)のボーカルを務めていたことで著名。ロニー・ジェイムス・ディオが歌っている楽曲はあまり多くは知らないのだが、どの曲も完成度が高い ものが多い。特にブラック・サバス(Black Sabbath)時代の「Heaven and Hell」という曲は完成度が非常に高く、30年以上経った現在聴いても全く遜色なく聴ける。
2010年5月16日に胃癌のため67歳で亡くなってしまったのだが、死の直前まで ステージに立ち続けていたのだからすごい。
周知の方も居るかと思うが、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」に出てくる「ディオ・ブランドー」の元ネタはこの人。
ロニー・ジェイムス・ディオの音楽・ライブ映像(有名な曲、おすすめ曲)
VIDEO
ディオが亡くなる1年前のライヴ映像。66歳にてなお健在! 曲はブラック・サバス(Black Sabbath)時代の1980年に発表された「Die Young」という曲。直訳するとちょっと笑ってしまう。
さすがに息が切れているというか、高音域に衰えを感じるが、66歳でこのパフォーマンスはすごい。
冒頭トニー・アイオミの熟成しまくったギターソロ にも注目だ。音に年季が入りまくってる。年代物のウイスキーのような深み を感じます。(これだけでもお腹いっぱい)
6:14辺りの「ダイやん、ダイやん、ダイやん、ダイやん、ダイやおん! 」という箇所でいつも笑ってしまう。失敬。
VIDEO
ブラック・サバス(Black Sabbath)時代の1980年に発表されたアルバム「Heaven and Hell」に収録されている「Heaven and Hell」という曲。
結構好きな曲です。どっしりと気持ち良いヘヴィさのある前半から、後半はスピード感のあるリズムへスイッチします。
この曲も何度かバンドで叩いたことがありますが、特に前半のヘヴィなリズムが叩いていてクセになります。
天使がタバコ吸いながらギャンブル(ポーカー)にふけっている風刺 が面白い。
ディオを代表する曲 であり、ライブでは掛け合いとともに会場との一体感を味わえる。多分年々曲の尺が伸びており、軽く10分を超える。(間奏が非常に長くなっている)
VIDEO
レインボー(Rainbow)時代の1978年に発表されたアルバム「Long Live Rock 'n' Roll」に収録されている「Kill The King」という曲。
ギターリストはディープ・パープル(Deep Purple)で活躍していたリッチー・ブラックモア (Ritchie Blackmore)です。
ドラムを叩いているのは、ドラマーを詳しく知らない人にも知名度が高いコージー・パウエル (Cozy Powell)です。
なかなかすごいメンバー である。この時代にすでにピロリロ系の音楽があるのに感動。「Kill The King」も後々のヘヴィメタル音楽に大きな影響を与えたのであろう。
ミュージック
ロニー・ジェイムス・ディオ
DVD・Blu-ray(ライブ・教則)
ロニー・ジェイムス・ディオ