スマホ動画撮影の音質が劇的に上がる高音質マイクDR-07X

高音質リニアPCMレコーダー 楽器演奏の録音に最適 スマホの外部マイクにも
スマホ動画撮影の音質が劇的に上がる高音質マイクDR-07X
スマホ動画撮影時の「ザーッ」という雑音が気になる人は是非。一眼レフカメラの外部マイクにも使え、高音質なので楽器演奏の録音に最適。
最終更新日 2023/01/14

スマホで録音すると「ザーッ」という雑音が気にる

何かスマホで動画撮影すると、「ザーッ」っていう雑音が気になるんだよな。

スマホで動画撮影

電波を拾っているという訳ではなく、純粋にスマホ(iPhone XR)の録音能力が低いことが分かった。

というのも、DR-07Xという高性能録音装置を買ってみて、スマホに装着して聴き比べてみて判明しました。

スマホの外部マイクに使えるDR-07X

録音装置として購入したDR-07X(リニアPCMレコーダー)

DR-07X(リニアPCMレコーダー)

このDR-07Xは、スマホ(iPhone)に外部マイクとして装着することで、録音能力を劇的に向上させることができる。

スマホ(iPhone)にDR-07Xを装着

スマホ動画撮影時の音声に不満がある人は、是非試してみてください。ライブ演奏撮影や楽器練習時にも役立ちます。

ただしAndroidスマホの外部マイクとしては動作保証されていないので注意。(Androidスマホの機種が多すぎるため保証できないのかも)

リニアPCMレコーダーの説明はこちら

一眼レフカメラの外部マイクにもなる

一眼レフカメラとDR-07X

DR-07Xは、一眼レフカメラの外部マイクとしても利用できる。ステレオミニケーブルがあれば接続できる。一眼レフ上部にマウントして使う場合、ステレオミニケーブルの長さは短い方が楽である。

ステレオミニケーブル(Amazonで探す)

専用の接続キット AK-DR11C

また、AK-DR11Cという専用の接続キットを使えば、録音中の音をイアホンで聴きながら動画撮影することもできる(分配ケーブル)。一眼レフ上部に本製品をマウントして一体化できるホットシューと1/4ネジを繋ぐアダプタ付き

自分で類似製品を探すこともできるが、よく分からない初心者や正規品の安心感を買いたい場合にオススメ。

AK-DR11C(Amazonで探す)

手に持ってインタビュー録音するのにも活躍

DR-07Xは、一眼レフカメラやスマホの外部マイクとして利用出来るほか、手に持ってインタビュー録音などもできる。

インタビュー録音

会議の記録用にも使える。

リニアPCMレコーダーの説明

リニアPCMレコーダーとは

音を圧縮せず、そのまま録音するのがリニアPCM録音です。そのリニアPCM録音を行う機器が、リニアPCMレコーダーです。

DR-07X

ICレコーダーとの違い

リニアPCMレコーダー
  • 非圧縮(アナログ音声をそのまま収録してデジタル変換)
  • 高音質
  • 流れる音声をそのまま録音するのでデータ容量が大きい
  • ゆえに長時間録音には向かない
ICレコーダー
  • 圧縮(人間には聞き取りづらい高周波数帯をカット)
  • リニアPCMレコーダーに比べ低音質
  • 圧縮(カット)して録音するのでデータ容量が小さい
  • ゆえに長時間録音に向いている

リニアPCMレコーダーは高音質録音が可能、ICレコーダーは長時間録音に向いている、といった違いがあります。ちなみに一般的なICレコーダーは、MP3圧縮方式などで保存データの容量カットを行っているらしい。

もともとオーディオCDはリニアPCM形式の音声であったが、MP3圧縮方式の登場により、iPodなど音楽再生機器の小型化が進んだ歴史があります。(若干の音質を犠牲にして)

なので、オーディオCDはMP3音源よりも音質が良い

楽器演奏の録音に最適

リニアPCMレコーダーは高音質録音が可能なため、楽器演奏の録音に適してることが分かります。(何も手を加えずそのまま録音するので)

楽器演奏

私が買ったのはTASCAM(タスカム)のDR-07X

日本の老舗音響機器メーカー「ティアック」が展開するブランド「タスカム」。

私もあまり詳しくはないんですが、「日本製・老舗音響機器メーカー」「アマゾンのベストセラーにもなっている」等の理由で、同ブランドのDR-07Xを購入することにしました。

DR-07Xの特長

  • 左右のマイクが可動式なので、直線的に収録したり、やや広範囲を収録するなどの使い分けができる。
  • リニアPCM録音、圧縮録音を選べるので、ICレコーダーのような長時間録音も可能
  • 録音再生フォーマットは、WAV形式(44.1k/48k/96kHz、16/24ビット)、MP3形式(44.1k/48kHz、32k/64k/96k/128k/192k/256k/320kbps)。
  • 録音容量は2時間(最高音質)~29時間(最低音質)
DR-07X マイクが可動

WAV形式(非圧縮)とMP3形式(圧縮)を選べる

リニアPCM録音された音声をデータ保存する際、拡張子はWAV形式で保存される。また本製品には、MP3形式で圧縮音源として保存する方法も選べる。

拡張子 特徴
WAV形式
  • 非圧縮
  • 高音質
  • 容量を食う(録音容量2時間
MP3形式
  • 圧縮
  • WAVよりも音質が劣る
  • 軽量(録音容量29時間

集音性能が高いため、環境音をよく拾う(良い意味・悪い意味で)

高音質は諸刃の剣。集音性能が高いため、環境音をよく拾う。冷蔵庫の「ジージー」する音、空調音、その他普段は気づきにくい環境音も拾うため、場合によっては高音質が仇となることもあるようだ。(アマゾンの使用レビューより)

私も使い始めてまだ日が浅いが、そこまで気になるものではなかった。(聴いてる側のイヤホンやスピーカー性能にもよると思う)

録音感度を見れるので、音割れや集音量の確認ができる

「ちゃんと音録れてるかな?」「音割れしてないかな」と心配になることがありますが、録音感度(レベル)が一目瞭然なので安心して録音できます。

DR-07X 録音感度

感度がどのくらいのレベルを指しているのかは、テストで使ってみて確認するとよいです。

防風(ウィンドスクリーン)は必須

屋外で録音してみると分かりますが、外部マイクは風の音をかなり拾います。たまに防風対策せずに撮った動画を見かけますが、「ボーボー」と風の音を拾ってせっかくの動画が台無しになって勿体ない。

パソコン取り込み時の注意点(USB端子)

DR-07Xは出力(アウトプット)がUSB2.0 micro-B端子なので、DR-07Xで録音した音声をパソコンに取り込むには変換器が必要になります。(パソコンに標準装備されているUSB TYPE-Aに変換)

USB変換器

micro-B USB 変換(Amazonで探す)

スマホにも繋ぎたい場合

パソコンに加え、スマホ(iPhone)にも繋ぎたい場合、USB TYPE-AからLightningへの変換器が必要。

USB変換器

Lightning USB 変換(Amazonで探す)

リニアPCMレコーダーを探す

ちなみに本製品はアマゾンで買いました。リニアPCMレコーダーは他にどんな製品があるのか、レビューなども参考になります。

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