何かスマホで動画撮影すると、「ザーッ」っていう雑音が気になるんだよな。
電波を拾っているという訳ではなく、純粋にスマホ(iPhone XR)の録音能力が低いことが分かった。
というのも、DR-07Xという高性能録音装置を買ってみて、スマホに装着して聴き比べてみて判明しました。
録音装置として購入したDR-07X(リニアPCMレコーダー)。
このDR-07Xは、スマホ(iPhone)に外部マイクとして装着することで、録音能力を劇的に向上させることができる。
スマホ動画撮影時の音声に不満がある人は、是非試してみてください。ライブ演奏撮影や楽器練習時にも役立ちます。
ただしAndroidスマホの外部マイクとしては動作保証されていないので注意。(Androidスマホの機種が多すぎるため保証できないのかも)
DR-07Xは、一眼レフカメラの外部マイクとしても利用できる。ステレオミニケーブルがあれば接続できる。一眼レフ上部にマウントして使う場合、ステレオミニケーブルの長さは短い方が楽である。
また、AK-DR11Cという専用の接続キットを使えば、録音中の音をイアホンで聴きながら動画撮影することもできる(分配ケーブル)。一眼レフ上部に本製品をマウントして一体化できるホットシューと1/4ネジを繋ぐアダプタ付き。
自分で類似製品を探すこともできるが、よく分からない初心者や正規品の安心感を買いたい場合にオススメ。
DR-07Xは、一眼レフカメラやスマホの外部マイクとして利用出来るほか、手に持ってインタビュー録音などもできる。
会議の記録用にも使える。
音を圧縮せず、そのまま録音するのがリニアPCM録音です。そのリニアPCM録音を行う機器が、リニアPCMレコーダーです。
リニアPCMレコーダー |
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ICレコーダー |
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リニアPCMレコーダーは高音質録音が可能、ICレコーダーは長時間録音に向いている、といった違いがあります。ちなみに一般的なICレコーダーは、MP3圧縮方式などで保存データの容量カットを行っているらしい。
もともとオーディオCDはリニアPCM形式の音声であったが、MP3圧縮方式の登場により、iPodなど音楽再生機器の小型化が進んだ歴史があります。(若干の音質を犠牲にして)
なので、オーディオCDはMP3音源よりも音質が良い。
リニアPCMレコーダーは高音質録音が可能なため、楽器演奏の録音に適してることが分かります。(何も手を加えずそのまま録音するので)
日本の老舗音響機器メーカー「ティアック」が展開するブランド「タスカム」。
私もあまり詳しくはないんですが、「日本製・老舗音響機器メーカー」「アマゾンのベストセラーにもなっている」等の理由で、同ブランドのDR-07Xを購入することにしました。
リニアPCM録音された音声をデータ保存する際、拡張子はWAV形式で保存される。また本製品には、MP3形式で圧縮音源として保存する方法も選べる。
拡張子 | 特徴 |
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WAV形式 |
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MP3形式 |
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高音質は諸刃の剣。集音性能が高いため、環境音をよく拾う。冷蔵庫の「ジージー」する音、空調音、その他普段は気づきにくい環境音も拾うため、場合によっては高音質が仇となることもあるようだ。(アマゾンの使用レビューより)
私も使い始めてまだ日が浅いが、そこまで気になるものではなかった。(聴いてる側のイヤホンやスピーカー性能にもよると思う)
「ちゃんと音録れてるかな?」「音割れしてないかな」と心配になることがありますが、録音感度(レベル)が一目瞭然なので安心して録音できます。
感度がどのくらいのレベルを指しているのかは、テストで使ってみて確認するとよいです。
屋外で録音してみると分かりますが、外部マイクは風の音をかなり拾います。たまに防風対策せずに撮った動画を見かけますが、「ボーボー」と風の音を拾ってせっかくの動画が台無しになって勿体ない。
DR-07Xは出力(アウトプット)がUSB2.0 micro-B端子なので、DR-07Xで録音した音声をパソコンに取り込むには変換器が必要になります。(パソコンに標準装備されているUSB TYPE-Aに変換)
パソコンに加え、スマホ(iPhone)にも繋ぎたい場合、USB TYPE-AからLightningへの変換器が必要。
ちなみに本製品はアマゾンで買いました。リニアPCMレコーダーは他にどんな製品があるのか、レビューなども参考になります。