みなさんMD(エムディー、ミニディスク)って知ってます?
と、年齢層によって意見が丸別れになりそうですが。(笑)
MDとは、その名の通りCDを小さくした(ような)記録媒体のことです。
MDの優れていた点は、カセットテープのようなアナログ記録ではなく、デジタル記録なので情報の摩耗が起こらなく、何度でも上書きができ、CDよりもずっと小さく持ち運びができる点などが挙げられます。(MDの大きさは縦横7㎝程度です)
記録時間も240分とか入ったので、MD1枚でかなりの長時間録音ができました。
MDは圧縮して保存するのでCDよりも音質が多少落ちるという点もありましたが、汎用性において優れていたため一般にも広く普及しました。
こいつが登場した1990年代後半~2000年代前半には、私もMDを頻繁に利用していました。
録音式プレイヤーにマイクを取り付けて、バンド練習を録音したり、音楽ライブを録音した思い出があります。
自分のバンドライブ当日、友達に「録音お願い!」って言って、後でライブの出来をチェックしたり。
ライブ音源として記念にもなるので、毎回録音してましたね。
で、今ではどっさり要らない子になってしまいましたとさ。
どうすんのよ? これ(笑)
MDを処分する前に、中のデータをどうするか考えよう。
MDから音楽データを取り出したい場合、専用の変換器がないとデータ移行できません。
一応、私もそれらしき機材を持っているので、音源データのパソコン取り込み自体はできます。(写真はEDIROL UA-1EX)
私の持っているEDIROL UA-1EXは、イヤホンなどに流れる音源データを変換し、USBケーブルを介してパソコン内に取り込む装置なので、MD音源に限らず音源出力データは何でもOKです。
取り込んだ音源データは、専用の編集ソフトでMP3などに変換できました。
ただし、リアルタイムで音源を流しながら記録するので、めちゃくちゃ時間が掛かります。
本当に残したい音源データだけを厳選して取り込むようにしないと無理ゲーです。(笑)
アマゾンで「MD MP3 変換」と検索したら、いろいろヒットしました。
へぇ、MDだけじゃなくカセットテープ音源もMP3に簡単変換できるんだね、便利だ。
さいごに、不要ディスクの廃棄処分について。
MDの処分方法については各自治体によってその方法が異なるため、自身の住んでいる自治体のルールに従う必要があります。
各自治体(市町村)のホームページにゴミの分別方法がまとめられていると思いますが、ごちゃごちゃしているので「MDはどうやって処分したらいいですか?」と市担当者に電話で聞いた方が早いかもしれません。
ちなみにうちの自治体だと、可燃ごみでOK。(MDケースも)