ちょっと休憩。

「幸福の指標」から見えるもの

幸福になるためには?
サムネ画像
幸福とは何なのだろうか。幸福度の高い国、幸福度の低い国では何が違うのだろうか、など、幸せでいるための心構えを紹介します。

幸福になるためには (幸福でいるためには)

人が幸福感を得るためには、どうすればよいのか?

幸せになるためには? 幸せでいるためには?

幸福

幸福度の高い国、幸福度の低い国

地球幸福度指数ランキングという指標があります。これはイギリスの独立系シンクタンクが実施した統計調査で、世界の幸福度をランキング化したものです。

このランキング上位は主に中南米勢が占めています。(※下記は2009年度)

順位 国名 地域
1 コスタリカ (中南米)
2 ドミニカ共和国 (中南米)
3 ジャマイカ (中南米)
4 グアテマラ (中南米)
5 ベトナム (東南アジア)
6 コロンビア (中南米)
7 キューバ (中南米)
8 エルサルバドル (中南米)
9 ブラジル (中南米)
10 ホンジュラス (中南米)

おいおい、ほとんど中南米やん(笑)。このランキングの特徴については詳しくは知らないが、どうやら国民自身の満足度や環境への負荷度合いに重点を置いているらしい。経済的に裕福であるかどうか、治安が良いかどうかという指標よりも、その国に住む人間自身が純粋に「幸福と感じるかどうか」について重要視されているのが分かる。

参考値
順位 国名 地域
20 中国 (東アジア)
51 ドイツ (ヨーロッパ)
68 韓国 (東アジア)
75 日本 (東アジア)
114 アメリカ (北米)

幸せかどうかは、自分の心が決めるもの

先の幸福度ランキングで、中南米のラテン系が強かったことからもお察しが付くかと思うが、幸せかどうかは、自分自身の心が決めるものです。いくら経済的に満たされていても、それがイコール幸福には結びつきません。心に満たされないものがある限り、幸福と思えない人も多く居ます。

自分の感情は、自分の心が支配しています。美しい風景を見て「ああ、美しい」と感じることも、夕暮れにどこか寂しさを感じるのも、全て自分がそう捉えるからそう思うのです。

幸せかどうかについては、経済的豊かさ、治安、法律的自由度など、外部要因によって幸福が左右される場合もありますが、それよりも、自分の心による内部要因が強いように感じます。つまり、気の持ちようによって幸福度は変えられるということです。

幸福

多くを望まない

人の欲望は際限がないといいます。あるものが満たされたら、さらに次の要求を求め、それが満たされるごとに、どんどん次の要求を求めていきます。

それが生きる原動力にもなるのですが、いつまで経っても心は満たされません。

野望を向上心に変えて突き進むことは非常に良いことですが、常に満たされない気持ちでいると、どこかで「フッ」と心の糸が切れてしてしまうかもしれません。

満足感を得るためには、今、当たり前に目の前にあるものを、当たり前に目の前にあることこそが「幸せ」だと気が付くことが大切です。

客観的な幸せの指標は、気にするべきではない

お金をより多く持っている、いい家に住んでいる、かわいい彼女がいる、結婚して家庭を持っている、など、客観的に「幸せ」と思えるような指標は、気にするべきではありません。それらを幸せの物差しの基準にして物事を比較してしまうと、それらを満たしていなかっただけで、「幸せ」がはるか遠くへ離れていってしまいます。

また、「他人の芝の青さをうらやまない」ことも大事です。他人が持っていて自分が持っていないと、そのことを焦ったりしてしまいますが、みんながみんな平等ではないし、逆に他人が持ってなくて自分しか持っていないものも当然あります。そういった「自分にしかないもの」を、大切に温めて育てていくことの方がよっぽど重要で、また楽しいことであると思います。

オリジナル

「知らぬが仏」も良いこと

「知らぬが仏」ということわざがあります。知ってしまうことによって、そこに自分との比較が生まれます。

特に現代社会は情報通信メディアの発達した社会であり、豊かな暮らしを目の当たりにしてしまったり、美しい人に憧れてしまったりと、より周りの世界と自分の世界とを比較してしまいがちな世の中です。

現代人よりも、現代の暮らしや複雑になってしまった社会を知らない江戸時代の人々の方が、もしかしたら幸福度は高かったのかもしれませんね。

シンプルに生きている中南米人の方が幸福度が高いのも、「知らぬが仏」によるシンプルな生活が影響しているのかもしれません。もちろん、ラテン特有の陽気な性格というものもあるかと思いますが。