テリー・ボジオ
数百点を超える圧倒的ドラムセット 民族楽器好き
おそらく世界一であろうドラム要塞で音楽を表現する。そのドラム要塞は総額数千万円はするだろう。民族楽器を吊り下げており、またそのドラミングからも民族音楽に傾倒している節が見受けられる。ドラムセットが巨大なため、ポリリズムを取り入れたドラミングが多い。
基本情報
名前 |
テリー・ボジオ (Terry Bozzio) |
生年月日 |
1950/12/27 (72 歳)
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出身 |
アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンフランシスコ |
バンド(ゲスト参加含む) |
- フランク・ザッパ(Frank Zappa)
- ユー・ケイ(UK)
- ミッシング・パーソンズ(Missing Persons)
- HoBoLeMa
- ジェフ・ベック(Jeff Beck)
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使用機材 |
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画像引用元 |
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テリー・ボジオの特徴・エピソードなど
アメリカ合衆国を代表するドラマーの一人。6歳からドラムを始め、13歳の頃から本格的にレッスンを受けることとなる。1975年にフランク・ザッパ(Frank Zappa)に加入し、テクニカル・ドラマーとしての認知を広める。日本でも知名度の高いユー・ケイ(UK)のドラマーとしても活動していた(1978-1980)。
数百点を超えるドラムセットは圧巻で、おそらく世界中のドラマーの中で一番巨大なドラムセットであると思われる。ドラムセットやシンバルはただでさえ高いのに、これだけ揃えているとなると総額数千万円は越えているだろう。自分の世界だけを表現する孤高のドラマーというわけではなく、様々なアーティストとの交流も盛んである。
彼のプレイの特徴としては、
- ショットのパワーは並であるが、指先をフル活用した高速スティックワークを武器としている。
- 巨大なドラムセットを用いて一人で音楽を表現するため、下半身と上半身で別々のリズムを演奏することに長けている(ポリリズム)。下半身は主にベースとなるリズムをキープし、上半身で様々なリズムを奏でる。
- シンバルやタムが数十点あり、それぞれ音階が分かれていてメロディを表現することができる。
テリー・ボジオの音楽・ライブ映像(有名な曲、おすすめ曲)
2011年のセッション・プレイ。
- 数百点を超える圧倒的なドラムセット。上に挙げた動画のセットは、かなりコンパクトに抑えた方です。フルセットの動画を探しましたが、見つからず。機を改めて、また探してみます。
- 民族楽器系の打楽器が吊るされている。シンバル類だけで数十種類ある。
- タムも音階に分かれており、タムヘッドには「C,C#」などの音階が記されている。
- バスドラムやハイハットも複数あり、足元にあるペダルで遠隔操作している。
テリー・ボジオのスティック・グリップに関する解説。
- 親指と人差し指でスティックを支え、他の指先でスティックを握る動作によって、高速の連打を行っているのが分かる。
ミュージック
テリー・ボジオ
DVD・Blu-ray(ライブ・教則)
テリー・ボジオ