最近のデスクトップ・ノートには、標準的にモニター接続口が設けられており、ここにモニター接続ケーブルを繋ぐことで簡単に増設できます。(便利になったもんだ)
デスクトップのモニター接続口(写真はDisplayPort)。この場合、2つの接続口にモニター接続ケーブルをそれぞれ繋げばモニターが2枚になる。
ノートパソコンのモニター接続口(写真はHDMI)。この場合、接続口にモニター接続ケーブルを繋げば、ノートパソコンのモニターと合わせて2枚になる。(外付け感覚)
モニター接続端子の種類について簡単に紹介。
HDMI | モニター接続端子の主流。汎用性の高さからこれが主流となっているようだ。 |
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DisplayPort | モニター接続端子の主流。HDMIと見かけが非常によく似ている。DisplayPortの方がHDMIよりも高解像度領域(8K以上)で活躍できるらしいが、一般のパソコンモニターは多くても4K(解像度3840×2160ピクセル)までなので、あまり性能差を感じる機会がない。またライセンス料が掛からないため、安価なパソコンにはDisplayPortが多いとの見解もあり。 |
DVI-D | 2010年頃まで主流だった。(白色のやつ) |
VGA | 青色でピンが15本あるやつ(通称D-sub15ピン)。このタイプはほとんど見かけなくなったので、知らない人は覚えなくてもいい。 |
要するにHDMIとDisplayPortの2強という訳だ。DisplayPortにはモニター電源ON/OFFで設定がリセットされてしまう仕様があるらしいが、とりあえずは問題なく使用している。(離席時にモニター電源だけOFFにする習慣のある人には影響)
またDisplayPortには1.2などのバーションがあり、バージョンによって最大解像度やリフレッシュレート(映像の滑らかさ)が違うようだ。普及しているのは1.2や1.4で、とりあえず4Kくらいまでしか映像を見ないのであれば1.2で十分みたい。(バージョンによって値段が変わってくる)
HDMIは左右対称、DisplayPortは左右非対称。
接続ケーブルで繋ぐ際、モニター側とパソコン側でうまく接続端子の種類が合わないこともよくある。その場合、接続端子の変換器を使う手もある。
これはモニター側(DVI-D)とパソコン側(DisplayPort)の端子が合わなかった時に使った変換器。
自分の使っているパソコンにモニター接続口がない場合、マルチディスプレイアダプタを使えばモニター増設できます。
マルチディスプレイアダプタはUSB接続なので、余っているUSB差込口に繋いて使用します。
私が持っているマルチディスプレイアダプタ。(昔よく使った)
モニター接続口が2つあるデスクトップに、マルチディスプレイアダプタを使ってもう1枚増設してみた。(計3枚)
置き場に困る。設置にはモニターアームが必要になってくるだろう。
ディスプレイ設定画面はこんな状態。
(3のモニターはちょっと解像度が小さいモニター)
私が持っているマルチディスプレイアダプタは、Amazonで購入しました。自分が持っているモニター端子に対応するマルチディスプレイアダプタを選ぶなど、自分の用途を再確認してから選ぶようにしましょう。