オンラインストレージとは、インターネット上に作れるデータ置き場のことで、クラウドストレージとも呼ばれる。
近年は無線環境の向上により、割とどこでも簡単にインターネット接続ができるようになった。それに伴って、オンラインストレージの利用頻度も爆発的に増えた。
オンラインストレージのメリット・デメリットについて、簡単に挙げてみた。
メリット |
|
---|---|
デメリット |
|
主な利用用途としては、場所を問わずにデータ共有できる点を活かすことになりますが、セキュリティリスクが伴うので、絶対に無くしてはいけないファイルは置かず、最悪拡散されても被害の少ないデータに留めた方が良い。
Googleが提供する無料オンラインストレージサービス「Googleドライブ」の中に、エロ画像を入れていたら勝手に削除された話が、昔話題になりました。
Googleの本社があるアメリカはポルノ画像などの規制に厳しく、そういった画像をGoogleドライブの中に入れておくと「犯罪に加担している」とも取られかねないので、Google側のAIが利用規約に則って画像を消したんじゃないかな? と思っています。
無料のものから、有料のものまで。
価格 | 容量 | |
---|---|---|
Googleドライブ | 無料~ | 15GB~ |
Amazon Photos | 無料~ | 5GB~ |
One Drive | 無料~ | 5GB~ |
iCloud Drive | 無料~ | 5GB~ |
Adobeクラウドストレージ | 無料~ | 2GB~ |
NIKON IMAGE SPACE | 無料~ | 2GB~ |
Webサーバ | 無料~ | 各社による |
Googleアカウントを作成すれば、誰でも無料で15GB使える最強の無料オンラインストレージ。しかもアカウントは追加できるので、複製したアカウントの数だけ15GBずつ無料ストレージを増やせる。
プライム会員なら容量無制限の写真ストレージと5GBのファイルストレージを利用できる。プライム会員でなくとも5GBのファイルストレージを利用できる。
Microsoftが提供するオンラインストレージ。Windows10が入っているパソコンでMicrosoftアカウントにサインインしたら使えるようになった。無料で5GBまで使える。
iPhoneを買ったときにApple IDなるものを作成し、サインインしたら使えるようになっていた。iPhoneやMacユーザであればApple IDは誰でも作れるようなので、作ったApple IDでiCloud Driveにサインインすれば無料で5GB使える。
Adobeイラストレータを契約したら、100GBのクラウドストレージが使えるようになっていた。無料メンバーシップ版もあるようで、そちらは2GBが使えるようだ。
NIKON製の一眼レフを買った際に、その存在を知った。SnapBridgeというアプリと連携して、一眼レフで撮った写真を自動でオンラインストレージ(要するにネット上)にアップロードできる。
多分インスタ映えとか、スマホで撮った写真をTwitterに上げるみたいな時代の流れに合わせて考案された機能だと思われる。
そのため、SnapBridgeを介してNIKON IMAGE SPACEに自動アップロードされる画像は、スマホ閲覧を前提に画像サイズ(ピクセル解像度)が小さくなる(200万画素、解像度でいうと1632×1224)。
アップロード時間やパケット消費とかを考慮しての仕様なのだろう。無料で2GB使用可能だが、ニコンユーザなら20GBまで容量拡張できる。
ホームページ運営のために利用している。(このサイトもそう)
多少Webサーバの知識が要るので、全くのWeb素人にはややハードルあり。
写真ストレージの価値については、Amazon Photosが容量無制限サービスを展開していることから分かるように、ほぼ価値がないものとなっている。現在はSNS上(Twitter、インスタ)に無料で写真をバンバン上げれる時代になったからだと思う。
普通にネット利用しているだけでも、Web上のデータ置き場(オンラインストレージ)を無料で使えるケースは一般的になってきている。私の場合、無料で大体50GB前後のオンラインストレージを使える状態。
有料契約しているものも含めると400GB前後くらい。
オンラインストレージには「本当に大事なデータは置けない」「容量の巨大なデータを置くにはコストが掛かるなど」デメリットも存在するので、外付けHDD・SSDと併用しながらの利用を考えたい。