マーク・リアリ

Mr.ライオット 過小評価の偉人 成田好き
マーク・リアリ
「ライオット」の創設者にして唯一のオリジナルメンバー。彼の奏でる独特のメロディーやリフは「ライオット節」と呼ばれている。彼が80~90年代の音楽シーンに与えた影響に比べ、その知名度は以外にも低い。レスポール・ギターが良く似合う男である。

基本情報

名前 マーク・リアリ (Mark Reale)
生年月日 1955/06/07 - 2012/01/25 (56歳 没)
出身 アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ブルックリン
バンド(ゲスト参加含む)
使用機材 ギターモデル
  • ギブソン・レスポール(Gibson Les Paul)
  • グレッチ(Gretsch)
エフェクター
  • アナログ・ディレイ(Analog Delay)
  • チューブ・スクリーマー(Tube Screamer)
  • コーラス・ペダル(Chorus Pedal)
  • Boss PS-3 Digital Pitch Shifter/Delay
  • Guyatone MC-3 Micro Chorus

マーク・リアリの特徴・エピソードなど

1975年にライオット(Riot)を結成し、たび重なるメンバーチェンジや一時的な解散を経て、その後およそ40年間に渡ってライトオットのリーダーとしてバンドを牽引してきました。初期の代表曲である「Warrior」やインスト「Narita」に見られる、独特のメロディーやリフはファンや音楽関係者の間で「ライオット節」と呼ばれるようになりました。

1979年に発表されたアルバム「NARITA(成田)」は成田空港で巻き起こった「成田闘争」からとってきた名称であり、また1989年の初来日以来、幾度か日本公演を行っていることから、日本への関心や日本のマーケットを意識したセールスを行っていることが窺われます。

最強メンバーの復活

2008年にはVo.トニー・ムーア(Tony Moore)、Dr.ボビー・ジャーゾンベク(Bobby Jarzombek)等の往年のメンバーが再集結し、アルバム制作やライブ等、精力的な活動を行っていましたが、2012年1月25日にマーク・リアリ自身がクローン病によるくも膜下出血で急逝してしまいました。

ライオットを通して彼が音楽シーンに与えた功績は大きく、多くのギタリストやバンドマン、音楽ファンに愛されています。

影響を受けた音楽・ギタリスト:
  • ザ・ビートルズ(The Beatles)
  • ディープ・パープル(Deep Purple)
  • シン・リジィ(Thin Lizzy)
  • ロニー・モントローズ(Ronnie Montrose)
  • アル・ディ・メオラ(Al Di Meola) 他

マーク・リアリの音楽・ライブ映像(有名な曲、おすすめ曲)

1979年に発表されたアルバム「NARITA」に収録されているインストチューン「Narita」。ジャケットの成田という漢字とジェット機から分かるように、成田空港をテーマにしている(正確には成田闘争)。アザラシはライオット(Riot)のトレードマークである。胴体の力士っぽい描写とマサカリは不明(笑)。

  • 耳に残る印象的なメロディーラインが特徴。代表曲「Warrior」と並んで「Narita」も特にギタリストに有名である。

1988年に発表されたアルバム「THUNDERSTEEL」に収録されている「Thundersteel」という曲。それまでのアメリカンロック調な楽曲とは異なり、これぞヘヴィメタル!といった仕上がりになっています。

  • 何といってもイントロのギターソロが超カッコイイです。
  • トニー・ムーアのハイトーン・ボイスには賛否があると思います(※メタラーではなく一般人から見た場合)。自分も聴き慣れないうちはこういったハイトーン・ボイスに抵抗がありましたが、こういうハイトーン・ボイスも含めた80~90年代のヘヴィメタルを純粋に感じることが、楽しみの一つにもなりました。
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