神保彰

ワンマン・オーケストラ
神保彰
日本を代表するドラマーの一人で、世界的な知名度も高い。彼独自のソロ・パフォーマンスは「ワンマン・オーケストラ」と呼ばれている。フュージョン・ドラマー特有の高いテクニックを武器に、手数の多いドラミングを披露してくれる。

基本情報

名前 神保彰 (じんぼ あきら)
生年月日 1959/02/27 (65 歳)
出身 日本 東京都
バンド(ゲスト参加含む)
  • カシオペア(CASIOPEA)
  • シャンバラ(SHAMBARA)
  • ジンサク(Jimsaku)
  • 熱帯JAZZ楽団
  • シンクロナイズド・ディーエヌエー(Synchronized DNA)

神保彰の特徴・エピソードなど

彼のプレイの特徴としては、

  • 電子音を積極的に取り入れており、また、トリガーを用いて演奏と同時にオーケストラ音を鳴らしたりと、独自のスタイルを確立している。これはワンマン・オーケストラと呼ばれており、日本をはじめ世界でも高評価を得ている。この分野において、かなりパイオニア的存在なのではないだろうか。
  • 細かいスティックワークや、スピード、テクニカル面に関してはかなり高い。何でも出来てしまう印象。ワンマン・オーケストラということもあり、複数のリズムを同時に演奏するポリリズムに関しても、高いレベルで演奏できる。
  • パワーは並程度。「しっかりドラムを叩いて胴芯まで鳴らす」というよりも、「打面をなめるようにドラミングする」ため、音の線が細い(胴芯まで鳴ってない)ように感じます。個人的にドラミングはしっかり音を鳴らすところに重点を置いている身としては、ちょっとその点が気になります。聴いていて少し物足りないと感じるのも、その辺なのかなぁと思います。パワーが出ないということは、音の強弱(ダイナミクス)に関しても、表現力に課題が残るのでは? と、かなり勝手な意見を書いてしまいましたが、ジャンルの異なるヘヴィメタル・ドラマーから見た意見なので、軽く流してください。(笑)

神保彰の音楽・ライブ映像(有名な曲、おすすめ曲)

神保彰のお家芸「ワンマン・オーケストラ」。

  • ソロ・ドラマーとして、エンターテイメント性の高いパフォーマンスで観客を楽しませてくれる。バックのSEに合わせてドラムを演奏しているのではなく、神保彰自身がドラムの打面を叩いたタイミングで、プログラムされた電子音が流れるという仕組みを取っている。(トリガー)

神保先生本人によるワンマンオーケストラの仕組みを解説した動画です!

  • 配置されている電子ドラムの打面を叩いたタイミングで、電子音が鳴るようにプログラムされています。そのため、確か叩く回数を間違えると音がズレるような仕組みだった気がします。(4:07とか見れば分かると思う)
  • バスドラム部分は多分、トリガーをセットしていると思われます。
※埋め込み動画は無効化されているので、YouTubeから直接見てください

ドラムソロ。

  • 0:38辺りから始まる3連フレーズ(左足、右足、右足)は是非とも習得しておきたいテクニックの一つ。下半身で3連フレーズを踏みながら、上半身で独立したドラミングを叩いており、非常に参考になります。
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