PCデータは外付けHDD・SSDに入れて、バックアップを取る習慣を付けよう

パソコンがいつ壊れても大丈夫 データバックアップの基本
PCデータは外付けHDD・SSDに入れて、バックアップを取る習慣を付けよう
私が使っている外付けハードディスクを紹介します。個人的には1TB以上の容量は欲しいです。
最終更新日 2023/03/25

パソコンデータのバックアップ

わざわざ言われなくても分かっている人は大丈夫ですが、まだパソコンデータのバックアップを実践していない人は、これを機にバップアップ方法を学びましょう。

私が使っている外付けHDD

パソコンが壊れてからでは遅いですよー。

パソコンデータのバックアップ (超基本)

パソコンデータのバックアップ方法についての超基本講座です。

【バックアップ方法1】 外付けHDD(ハードディスク)等を使う

データをバックアップするための外付けHDD(ハードディスク)等を用いる方法。パソコンがぶっ壊れてもデータだけはすぐに取り出せるので、利用している人は多い。また、ローカル環境に隔離されているのでファイル共有でもしない限り、データがインターネット上にばらまかれることもない。ただし、自宅火災などで焼失するリスクはある。(物理的リスク)

外付けHDD等を用いたバックアップ

ちなみに近年、SSD(ソリッドステートドライブ)という新しい記憶装置も登場している。

HDDとSSDの違い

【バックアップ方法2】 オンラインストレージを使う

ローカル環境ではなくインターネット上(Web上)にデータを保管する方法。私はサイト運営しているので、オンラインストレージという言葉自体にはあまり抵抗はありません。私のようにWebサーバを借りたり、オンラインストレージサービスを利用すれば、Web上にデータを保管できる。

ただ、Webサーバ管理会社のセキュリティをある程度信用できなければ、大切なデータは預けられない。最悪のケースでは、Web上にバックアップを取っていたデータが不正アクセスされ、インターネット上にばらまかれるリスクもある。(※100%安全でない以上、本当に大事なデータは預けられないのが私の意見)

ファイル共有

もちろん、会議データなどをファイル共有でき、自宅以外からでもアクセス可能など、オンラインストレージ自体には様々なメリットもある。

ちなみにiPhone内の「iCloud Drive」もオンラインストレージです。iPhoneが壊れてもデータバックアップからすぐ復元できるのは、オンラインストレージのおかげ。

私が使っている外付けハードディスクを紹介

参考までに、私が使っている外付けハードディスクを紹介します。

私が使っている外付けHDD 詳細

私はBUFFALO製(※サードパーティ)の外付けHDDをよく買っています。昔は大容量モデルは音がうるさかったですが、近年のモデルは大容量でも音が非常に静かで良いです。

400GBのモデルはAC電源不要なので持ち運びに便利です。(USB電源タイプ

容量について(TB、GB)

データ容量の単位について簡単に説明。(初心者向け)

1TB(テラバイト) = 1,000GB
1GB(ギガバイト) = 1,000MB
1MB(メガバイト) = 1,000KB
1KB(キロバイト) = 1,000B
1B(バイト) = 8bit

1bitがデータの最小単位ですが、パソコンなどでは1Bから表示されます。

GB(ギガバイト)は、ギガ放題などでお馴染みのデータ容量なので、スマホユーザであれば何となくその大きさが想像付くかと思います。

動画サイズは解像度(ピクセル)に依存しますが、動画データを扱っていると簡単に5G・10Gを超えてしまうので1TB以上の容量が欲しくなると思います。

(豆知識)1bitとパソコンの話

1bitには「0 or 1」の情報(はい・いいえの二択)が入っており、パソコン自体は「はい・いいえ」の選択しかできない集合体ですが、それを超高速で処理している点で優秀とされます。(実際は「はい・いいえ」しか分からない単純マシン)

転送速度について(USB3.0、USB2.0など)

パソコンとハードディスクを繋ぐUSBには、USB3.0、USB2.0などの規格があります。基本的に最新のものほど数字が大きくなり、それに連れて転送速度も増した規格となります。

パソコン側の挿込口もそれぞれUSB3.0、USB2.0用で異なるので、間違って挿してしまうと本来のパフォーマンスを出せなくなるので注意。

USB3.0のケーブルを、USB2.0の挿込口に挿してしまうと、転送速度がUSB2.0規格に落ちてしまう

USB3.0とUSB2.0を見分ける方法として、USB3.0の挿込口には青い端子が付いているので見分けることができますが、ロゴで判断することもできます。(こちらが簡単)

USB3.0、USB2.0ロゴ

HDDの寿命について

外付けハードディスクの寿命は5年~10年程度とされます。精密機械なので、あえなく初期不良に当たってしまうこともありますが、少なくとも5年は持ちます。(私の経験上)

私は2重バックアップを取っているので、バックアップディクスが壊れても予備で補填できるように運用しています。

(補足)HDDとSSDの違い

ここでちょっとHDDとSSDの違いについて補足。

パソコンの記憶装置といえばHDD(ハードディスクドライブ)であった訳だが、近年、SSD(ソリッドステートドライブ)という新しい記憶装置が登場している。

SSD

その大きな違いは物理構造にあり、SSDには、HDDでお馴染みだった物理ディスクを読み込みに行く時間(シーク時間)が存在しない。(ディスクを針で読み込みに行くような時間)

そのため、データアクセスがHDDの比じゃないくらい高速化した。

近年の立ち上がりが無茶苦茶速いパソコンは、SSDを搭載しているからです。(近年のパソコン内蔵ディスクはほどんどSSD化している)

ただし苦手なこともあるらしく、読み込みは速いけど書き込みは遅いとされる。

HDD SSD
読込速度 遅い 鬼速い
書込速度 普通 遅い(とされる※)
寿命 10年程度 5年程度(書き込み回数上限がある)
本体サイズ 大きい HDDに比べ小さい
価格 安い HDDに比べ割高

SSDは書き込みが遅い・苦手とされるようだが、体感的に差を感じたことはない。

一応、OSなどの読み込みにはSSD、大容量データの保管にはHDDと棲み分けができているが、今後どうなるかは分からない。

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外付けハードディスクの売れ筋・レビュー

みんなはどんな外付けハードディスクを使っているのか。購入時の参考になります。

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