皆さんはドラムの演奏時、靴は履いていますか?それとも裸足や靴下で演奏していますか?
ドラム演奏時に靴を履くか・履かないかについては、基本的にプレイヤーの自由ですが、皆さんも一度は「靴を履くメリット・デメリット」などを考えたことがあるかもしれません。ちなみに私の場合、3年目くらいまでは裸足で演奏していましたが、いろいろな理由を総合的に考えて靴を履くようになりました。もっとも、裸足や靴下で始めるプレイヤーの方が珍しいので、靴を履きながらドラム演奏を始めた人の方が圧倒的に多いかと思いますが。
ドラム用シューズを履くメリットには、一般に以下のようなものがあります。
ドラム用シューズを履くメリット、裸足でプレイするメリットなどはまだ掘り下げて書くことができますが、本題から逸れるので別の機会に紹介したいと思います。私の現状としては、靴を履く派かつ、ドラム専用の室内シューズを持ち歩く派です。
※以下は「靴を履く派」のドラマーへのアドバイスになるので、裸足・靴下プレイヤーにはあまり馴染みの薄い内容になるかと思います。参考程度にどうぞ。
靴を履くプレイヤーの中には、「ドラム専用の室内シューズを持っている人」「ドラム専用の室内シューズを持っていない人」が居ると思います。まだドラムを始めたばかりで自分のペダルも持って居ないという人は、ドラム専用シューズを持っていなくても結構ですが、自分のペダルを持っているのにも関わらず、外用の靴でペダルを踏んでいる人は要注意です!
こーいう可動部分にゴミが入る。
多分、ドラムに愛情を持って接しているプレイヤーであれば、私がわざわざ言わなくても気が付くことだとは思いますが、自分のペダルを持ってまだ日が浅いプレイヤーなどは、意外に見落としている点かもしれません。
ドラムペダルを長持ちさせる秘訣のひとつは、「ドラム専用の室内シューズを持つこと」です。
ドラム用シューズは、「動きやすいもの」であればそこまでモデルを選ぶこともありませんが、参考までに私の靴を紹介します。
ハイカットスニーカー。
スタジオに持っていくときはこんな感じ。(ペダル収納BOXに一緒に入れています)
メーカーにこだわりはありませんが、私はスニーカーを使っています。細かく言うとハイカットスニーカー(くるぶしの上まで覆う高さのある)タイプのものです。ハイカットスニーカーであれば、演奏中に脱げてしまわないか、ブカブカにならないかなどの心配をしなくてもいいので愛用してます。アキレス・プリースター(Aquiles Priester)なんかは、ハイカットスニーカー系の靴ですね。
パット・トーピー(Pat Torpey)など、普通の運動靴タイプを使っているプロドラマーも居るので、ドラムシューズは動きやすいものであれば割と自由に選んでも差し障りはないと思います。
ジャッキーチェンなど拳法家が履いてるカンフーシューズも良いなんて意見も聞いたことがありますが、「ペラッ」と脱げてしまわないかちょっと心配ですよね。
靴の種類 |
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履きやすさ・デザイン性の良さが人気のスニーカー。カジュアルにキマるので、ドラマー靴としても良い。私も履いていたことがあります。
アングラで活躍していたアキレス・プリースターは、ハイカットスニーカーです。彼はツーバスのオルタネート(交互)時に、右足だけスライド奏法を混ぜてトリッキーなフレーズを入れるクセがあります。私もハイカットスニーカーですが、フィット感があるように思います。(気のせい?)
普通の運動靴を履いているプロドラマーは結構見かけます。
私が知ってる中では、Mr.Bigで活躍していたパット・トーピーが運動靴です。パット・トーピーは足のスネの筋肉を鍛えており、スライド奏法・アップダウン奏法(ヒールトゥー奏法)などを用いたフットワークが得意。靴底の摩擦を軽減するためにベビーパウダーを使っている。
昔バイト先のオーナーが「摩擦が少なくてスライド奏法しやすい」なんて言ってた記憶があります。ただ昨今、カンフーシューズ自体あまり馴染みのない名前なので、効果は未知数です。フィット感が気になるところ。
アマゾンや楽天などネットショップは豊富な靴を取り揃えており、店頭で探す手間がかなり省けるのでオススメです。