手の練習パッドは場所をとらず持ち運びにも便利なので、ドラム教室に運んだり、ライブ本番前のウォーミングアップ用に重宝します。足の練習パッドは、手の練習パッドと併用することで基礎練習の助けになります。
コンパクトにまとめることのできる手と足の練習パッドには、学生時代によくお世話になりました。基礎練習はメトロノームのクリックを聴きながら、まさに地蔵のように黙々とひたすら同じ動作を繰り返します。結構忍耐力が要りますよね。
練習場所・練習スペースなど、練習環境に恵まれていたり、経済的に少し余裕がある場合には、ドラムの練習パッド(全体セット)を購入してみるのも良いです。
本来の配置に近い練習環境を構築することができ、またメトロノームのクリックを聴きながら黙々と行う基礎練習よりも、音楽を流しながら楽曲練習や楽曲演奏を楽しむのに向いています。
私の練習パッドはPearl(パール)社製のものです(旧リズムトラベラー)。練習の際は、メッシュヘッドを装着することで消音性を高くすることができます。
ハイハットスタンド+ハイハットシンバルも付属していましたが、撮影セッティングの関係で割愛させていただきました。悪しからず。
付属で普通のヘッドもついていたので、海岸など人気のない屋外に持ち運んで練習したこともあります(笑)。屋内での練習用、屋外での簡易セット用、どちらにも併用できる便利なモデルでした。
これは結構前に練習場所の海岸で撮ったものですが、中心部分を構成しているドラムセットは、ここで紹介している練習パッドに生ドラム用のヘッドを張ったものです。いろいろ混ざったハイブリッドなセットですが(笑)。ちなみにシンバルが一番値段が掛かっています。シンバルだけで総額20万円近くいきました。シンバルは高いですねぇ・・・。特にシンバルの場合、安物では良い音が出ないし、それなりに値段が掛かるのは仕方ないですね。
現在、私の所有しているモデルは生産中止となっているようで、同Pearl(パール)社から新しいタイプのセットが出ています。リズムトラベラーというシリーズのようです。
消音セット(メッシュヘッド)がオプションになっているようで、練習パッドとして利用したいのであれば消音セット付きの商品を購入してください。消音セット(メッシュヘッド)がない場合でも、メッシュヘッド自体は個別で購入することもできます。ただし、ヘッドには口径(大きさ)というものが存在するので注意してください。
リズムトラベラーの商品説明欄には下記のようにありました。
ヘッドの口径は「8インチが1つ、10インチが2つ、12インチが1つ、14インチが1つ」ということになりますね。
ですので、足の部分に関しては足専用の練習パッドを併用した方が良いかもしれません。
例えばこんな感じ。
新しいモデルの場合だと、少しセッティングも変わってくるかもしれませんが、大体はこんな感じになるかと思います。
私は所有していませんが、こういったバスドラムヘッドにぶら下げるタイプの製品もあるようです。素材はラバー(ゴム)です。
消音パッドは音が出ないので、練習が淡泊になりがち。かといって高い電子ドラムを買うお金がない・・・。
そんな人にはクリップヒット(記事リンク)がオススメです。クリップヒットがあれば、簡単に消音パッドに音色を付けることができます。
お金に余裕がある、余裕はないけど愛情は深い、という人は電子ドラムを買うのも良いです。
写真はローランドのV-Drums(上位モデル)。値段は40~50万円くらいしたので気軽には買えない。
足の練習パッド比較に、防音対策・防振対策についても書いていますので、是非読んでみてください。
アマゾンと楽天で練習用ドラムセットを検索すると、いろいろな商品が検索されます。電子ドラム・コンパクトドラム・ラバーパッドセットなど、いくつか種類があるので自分の好みも合わせて参考にしてください。私は室内練習・屋外練習どちらもできるリズムトラベラーが良いと思います。