世界には私たちの想像を絶する場所が存在しますが、この「ダルヴァザ ガスクレーター」もその中の一つに数えらえるのではなかろうか。
このクレーターからは天然ガスが噴出しており、その天然ガスに人為的に火が付けられたために昼夜燃え続けているのである。
「人為的に」と書いたが、悪意によって火がつけられたのではなく、地質学者がメタンガスの危険から周辺を守るためにあえて着火したようだ。
で、このガスクレーター、いつから燃え続けているかというと、何と1971年から半世紀以上に渡って燃え続けているのである。
なんかもうね、人間のちっぽけさを思い知らされますね。
鹿児島にある桜島も未だに活火山で噴火してるし、地球の壮大さに比べたら人間の一生なんてほんの一瞬なんだね。
名称 | ダルヴァザ ガスクレーター (通称:地獄の門) |
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場所 | トルクメニスタン ダルヴァザ |
直径 | 約70m |
深さ | 約20m |
砂漠のど真ん中。
ガスクレーターの中に防護服で入った勇者の動画。
上空位置で温度を測ったら32℃(摂氏)、89.6℃(華氏)という計測結果が出ている。
日本の温度感覚で表記するなら32℃ということなので、そこまで熱くはないようだ。
ちなみに「華氏」というのはアメリカでよく使われる温度表記らしい(世界標準ではない)。ついでにちょっと調べてみたが、あんまり使うことはなさそうな温度表記だったので途中でやめた。学習コスト掛かりそうだし、使わないものを頭に入れる作業が面倒だったので。(笑)
アメリカって未だにヤードとかマイルとか独特な単位使ってるし、そーいう感覚なのかなと勝手に理解して蓋を閉めました。