カーター・ビューフォード
ジャズ・フュージョン系 黒人オープンハンド・ドラマー
デイヴ・マシューズ・バンドのドラマーとして著名。ライドシンバルとハイハットシンバルを巧みに織り交ぜたオープンハンド・スタイルで演奏する。ときに過剰なフィルインで、やりすぎプレイを見せてくれる。彼の教則DVDでは、謎のスイミング・スーツ姿でドラムを教えている。
基本情報
名前 |
カーター・ビューフォード (Carter Beauford) |
生年月日 |
1957/11/02 (66 歳)
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出身 |
アメリカ合衆国 バージニア州 シャーロッツビル |
バンド(ゲスト参加含む) |
- デイヴ・マシューズ・バンド(Dave Matthews Band)
- ヴィクター・ウッテン(Victor Wooten)
- サンタナ(Santana)
- シークレッツ(Secrets)
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カーター・ビューフォードの特徴・エピソードなど
彼のプレイの特徴としては、
- 左手でリズムキープしながら、右手でハイハットシンバルを差し込むプレイが目立つ。
- ハイハットシンバルでリズムキープする際は、8分音符に3連符や16分音符を織り交ぜたプレイをよく行う。
- 基本に忠実なタイプといえる。変態的なプレイは少なめで、効果的でセンスあるスレーズが随所に見られる。
- ときどき過剰でしつこいフィルインを入れることがある。
カーター・ビューフォードの音楽・ライブ映像(有名な曲、おすすめ曲)
カーター・ビューフォードの教則DVD「Under the Table & Drumming」より。
デイヴ・マシューズ・バンド(Dave Matthews Band)の1996年に発表されたアルバム「Crash」に収録されている「#41」という曲。
- オープンハンド・ドラマーとして、参考になるドラミングを披露している。
- ライドシンバル(左手)でリズムキープしながら、時おりハイハットシンバル(右手)を差し込むプレイがしばしば見られる。
- ハイハット・クローズ音が好き。粒がすごく綺麗です。
- ちょっとやりすぎるプレイが玉にキズ。6:10辺りから始まるハイハット・プレイとか、若干やりすぎ感もある。曲調からもう少し抑えてもよいと思うのだが。
カーター・ビューフォードの教則DVD「Under the Table & Drumming」より。
デイヴ・マシューズ・バンド(Dave Matthews Band)の「Tripping Billies」という曲。
- この曲でも、ライドシンバルやクラッシュシンバルを左手でリズムキープしながら、右手でハイハットシンバルを差し込むプレイが目立つ。(3連符、ハイハットオープンとか)
- 1:59では、またしても彼のやりすぎプレイを見ることができる。
私の持っているライブDVD、教則DVDなど
私が持っている教則DVDは「Under the Table and Drumming」です。
デイヴ・マシューズ・バンドの「#41」が収録されているのと、オープンハンド・ドラマーとして非常に参考になるので購入しました。ボビーなんかは変則オープンハンドだけど、この人は正真正銘の綺麗なオープンハンド・ドラマー。タム回しも左手リードだしね。
さっきも書いたけど、ハイハット・クローズ音がすごく綺麗です。(粒が輝いて聴こえる)